ペットが子犬・子猫でいる時期って、思っているよりも短いんです。
気が付くと、あっという間にライフステージが変わっています!
そこで今回は、ライフステージが成犬・成猫に変わる時期と、
食事の変化について解説していきます!
人間でいうと成長期は中学生頃で、高校生以降が成犬・成猫と呼ばれるような段階という感覚です!
ワンちゃんもネコちゃんも、哺乳期(生後30日程度まで)・離乳期(生後約20日~60日程度まで)
を経て訪れる、「成長期」以降の【7年間程度の時期】を「成犬・成猫」と呼びます。
・小型犬:生後約50日~10か月程度
・中型犬:生後約50日~1年
・大型犬:生後約50日~1年半
・超大型犬:生後約50日~2年
生後約50日~1年
つまりは、これらの時期以降が「大人」ということですね!
なんと、ペットは種類・その子にもよりますが【10か月~2年程度】で高校生になってしまうんですね!
ほんとうにあっという間です!!
からだを作り上げる上で非常に大切な時期の「成長期」は、
【たんぱく質、ビタミン、ミネラル】を多く必要とします。
※大型犬・超大型犬は配慮が必要※
小型・中型犬よりも、【低カロリー・低カルシウム】の食事内容にしましょう。
成長スピードが早い(いっきに体重が大きく増える)大型犬・超大型犬に、
高エネルギー・高カルシウムの食事を与えることは、関節や骨の病気のリスクが高くなる
と言われているので、配慮が必要になります。
Q:超大型の子の1年で増加する体重は何キロ?(条件:成犬時の体重60kg)
A:1年で30kg増える
成犬時の体重が60kgの子だとして考えると、超大型犬は約2年かけて成犬になるので、
1年だと60㎏÷2で30㎏ということになります。
↓
すごいスピードで体重が増えますね!
もともと早い成長をさらに促進させてしまう可能性があるので、配慮が必要!ということになります。
また、「高齢期」に入るのは、これも種類・その子にもよるのですが【7歳頃】からです。
この時期は、心臓や腎臓などの臓器に十分配慮したり、低脂肪・高たんぱく・消化率の良いフードへの切り替えも検討が必要になります。
ライフステージによって注意すべきことはたくさんありますが、
今回は、その中で食事について深く解説しました!
ペットの種類によっても注意する内容が変わってくるので、
そのあたりも注意して、みんなで元気に年を重ねましょう!