獣医療も発展し、近年では予防や治療についてたくさんの選択肢があり、
それぞれに合った内容で見守ることができるようになりましたね。
人も長寿のこの時代、ペット(犬・猫)も一緒に長く人生を共にできるようになりました。
そこで当然ペットの介護について考える時期がくるのです。
きたる介護期について、いまのうちからしっかり学んでおきましょう!
老犬・老猫となると、自分で体温調整をすることが難しくなってきます。
しっかりサポートしてあげましょう。
<point>
・より室温・湿度に気を付けてあげること
⇒真夏・真冬は特に注意してあげてください。
・水分補給ができる環境を整える
⇒水分が摂りづらそうであれば、お皿の高さ調整や、水に味をつけてあげるなどの対策がおすすめ。
ウェットフードをあげるのも手です!
年を取ってくると少し頑固さが出てくるときがあります。
思うようにいかないことも多いから、イライラしちゃうのかもしれません。
頑固さもわがままもひっくるめて、大きな愛で包んであげましょう!
<point>
・食べムラがでてくる
⇒普段の食事に嗜好性の高い、ふりかけ・おやつ・ウェットフードをトッピングしてみましょう!
ドライフードであれば、お湯で少しふやかして香りを立たせてあげるだけで食べてくれる子もいますよ!
・食が細くなってきた
⇒高エネルギー食でエネルギー補給をしましょう。
たくさんのメーカーから食の細い子に向け、少量でも高いエネルギーを得られるフード・おやつが出ているので、どんどん活用していきましょう。
・完全栄養食の卵がおすすめ
どうしても食べてくれない子に、愛情たっぷり「手作りプリン」はいかがでしょうか。
砂糖などの糖分を抜きにし、ペット用のミルクを使用し手作りすることで、
自宅で簡単に香り高いペット用プリンが作れます!一度試してみてください!
どんなに気を付けていても、老いによって、目や耳、鼻がだんだんと悪くなることは防げなかったりします。
ライフステージに合わせて、サプリメントを用いたり、ペットサークルを用意して周囲の物への衝突から守ってあげるなど対策しましょう。
オシッコ・ウンチが出づらくなることもそうですが、おもらしなども起こります。
ペット用のおむつを利用して、足やお尻を汚れから守ってあげましょう。
しっぽの穴のすき間が気になるときは、何かテープで余白を止めてあげると少し調整できますよ!
<point>
・ペット用のおむつなどを利用する
・排泄物で身体が汚れたら綺麗にしてあげる
⇒身体に排泄物が付着したままだと皮膚炎・感染症などに繋がります。なるべく早く身体を綺麗にしてあげましょう。
これは寝ている時間が増えてきた段階で必ずしてあげてください。
体位を変えずにいると、腰骨など凹凸のある部分の凸となっている箇所に褥瘡(じょくそう)と呼ばれるケガを生じやすいです。2~3時間に1回を目安に、下になる側を変えてあげましょう。
たくさんの介護グッズや介護食など年齢に合わせた多様な商品がありますので、
それらを用いて、引き続き健康に、楽しく過ごしていただけたらと思います!